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根面う蝕

『根面う蝕』という言葉をご存知でしょうか?

ライオン株式会社調べによると、94.2%の方が知らないと答えたそうです。

根面う蝕は、大人になるとできやすくなるむし歯で、色々な原因で歯ぐきが下がり、歯の根元の部分が露出したところにできるむし歯の事です。歯の表面はエナメル質という身体の中でも最も硬い組織で出来ていますが、根の部分はエナメル質では覆われていませんので、むし歯になりやすい場所です。根の部分の露出した象牙質と呼ばれる場所は、「酸」への抵抗力が弱いためむし歯になりやすいのです。

間食が多い・甘いものを頻繁に口にする・毎日晩酌するといった人は、歯が酸にさらされている時間が長くなり、むし歯リスクが高くなります。大切な歯を守るために、日頃の食習慣にも気を配りましょう!!

 

2019年05月29日
第44回 福岡市民の健康を歯と口から守る集い

毎年6月4日~10日までは『歯と口の健康習慣』となっており、福岡市歯科医師会では、市民の方の歯を含めたお口全体への健康意識を高め、更にはからだ全体の健康の保持増進に寄与することを目指しています。その一環として、今年も「福岡市民の健康を歯と口から守る集い」を開催します。当日は、歯科健康相談やブラッシング指導、お子さんを対象にした職業体験コーナーなど、盛りだくさんのコーナーを設けておりますので、是非ご家族やお友達と一緒にご来場下さい。

また、本行事は『食育月間』6/1~6/30行事としても実施しております。

2019年05月20日
ガムを1日何個食べるのが理想的?

ガムを噛む事で美容や健康にも良いと期待されています。

しっかりとガムを噛む事で唾液が分泌され、むし歯になりにくいお口の環境を保つことができます。

また、唾液は消化酵素なのでガムを噛む事で、胃腸にも唾液が行きわたり、食べ物の消化をより促してくれる働きも期待できます。

現代人の食事は柔らかいものが多いので、顎や顎の周りの筋肉の発達が十分でない人が増えています。しっかりと噛む事で、顎や周囲の筋肉の発達を促すことも期待できます。

感染症になりやすい口呼吸の方も増えています。ガムを噛む事で鼻での呼吸を促すことも期待できます。

昔から言われていますが、よく噛む事で満腹中枢を刺激して、より少ない食事で満腹感を得ることができるようになります。

顔の周囲の表情筋を動かすことで、老化防止にもつながります。

 

そんな色々な効果を期待できるガムですが、現在の研究では1日3~4回を食事と食事の間に噛むのが良いという報告があります。

1回あたり10分以上噛む事を意識して下さい!

キシリトール入りガムは、多く摂取しすぎると腹痛や下痢を起こす可能性もあるので、ガムのラベルやパッケージなどをしっかり確認して上手に取り入れて下さい!!

 

2019年05月14日
味がしなくなったガムをすぐに捨てるのはダメ!?

『平成』も終わりいよいよ『令和』時代が始まりましたね。

今年は長いゴールデンウイークを過ごした方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

休み明けでなかなか集中出来ない時にガムを噛んで集中力アップしてみませんか?

正しくガムを噛む事であなたの能力や可能性を広げてくれます。

ガムは10分以上紙続けることで唾液の分泌を促し、歯の掃除の役割を果たします。ですから味がしなくなった後もしばらく噛み続けることをオススメします。

スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいる光景を最近はよく見かけますが、あごや口の筋肉が動くことで脳が刺激され活性化されることも知られています。

ガムを噛んだ後の方が記憶力も良好という実験結果もあります。

ガムを噛みながら勉強やスポーツ、仕事をするといったことであなたの能力や可能性がもっと広がるかもしれませんよ。

2019年05月08日