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もの忘れ

「もの忘れがひどくなった」と感じることが増え、不安に思われることはないでしょうか?

 

誰でも年をとると、もの忘れを自覚するようになります。

多くの場合は加齢に伴う脳の老化現象ですが、認知症によるもの忘れが生じている場合もありますので、医療機関などへ早めに相談することが大切です。

 

2019年12月19日
高齢者における口腔機能低下

超高齢社会において歯科医療は、治す医療から、よりよく生きるための医療に変わりつつある中で、口から食べることの支援を期待されいている。食べることは、QOLを大きく左右するため高齢者にとっては最も重要な事である。そのため、オーラルフレイルが認められる高齢者に対して、口に関する”ささいな衰え”が軽視されないように指導し、口腔機能低下、食べる機能の低下、さらには心身の機能低下につながらないようにしなければならない。

重要なのはオーラルフレイルが可逆性であり、適切なアプローチによって改善する余地があるということである。オーラルフレイルの初期段階での気づきが、食べる機能の障害に落とし込まない砦となります。

 

2019年12月11日
口のケアでインフルも肺炎も予防

2019年も残すところ1ヶ月となりました。

インフルエンザも例年より早く流行しており、体調管理もより一層気を付けたいシーズンです。

きちんと口のケアをすれば、インフルエンザや肺炎の発症を抑えることができます。高齢者施設で、要介護のお年寄りに専門的な口のケアを行ったところ、インフルエンザの発症が9.8%から1.0%に減りました。同じく高齢者施設の入所者を対象にした別の研究では、毎食後の歯磨きとうがい薬、週1回は歯科医師が機械で口の清掃を行ったところ、肺炎の発症が40%も減りました。

国が進める健康づくり運動『健康日本21』でも、糖尿病やがんなどの発病や重症化を予防するためには、飲酒や喫煙、運動などに加えて、歯や口全体の健康を改善することが重視されています。メタボリックシンドロームをはじめ、さまざまな病気の予防と重症化防止のために、歯と歯ぐきの健康が大切なのです。

 

2019年12月03日
舌の痛み

舌の痛みが長く続く状態を放置していませんか。

舌の痛みの主な原因として大きく5つあります。

 

① むし歯により、歯に穴があく、歯がすり減って尖っている

② 入れ歯・冠・詰め物などが合っていない

 

①②は歯科を受診し、治療すれば痛みの原因が改善され症状が落ち着きます。

 

③ ストレスなどで無意識のうちに舌を噛んでいる

④ 口腔乾燥症

⑤ 薬の副作用

 

③④⑤はストレス、加齢、口呼吸など、原因は様々です。

ストレス軽減のための十分な睡眠や体調管理

保湿力のある薬剤・洗口液の使用

精神科など他科との連携 など

それぞれの原因に応じて、対応が異なります。

まずは症状が長く続くようであれば歯科医院を受診しましょう!

 

 

2019年11月27日
オーラルケアを見直すタイミング

最近は、糖尿病にかかると歯周病の治療を促されることが以前より増えているそうです。

現代医学では全身の健康とお口の関係はより深いものとされています。

食事をして『おいしいと感じる』『人と笑って会話ができる』このような何気ない日常を継続していくためには、やはり毎日のオーラルケアが非常に重要となってきます。

歯磨き粉やマウスリンスなどの予防歯科向けの各製品は、それぞれの口腔トラブルに合わせて開発されております。

使用者の口腔状態に合わせ、目的別に組み合わせることでより高いパフォーマンスを発揮します。

健康を意識する瞬間が増えた時というのは、オーラルケアを見直すいいタイミングです。

 

2019年11月20日
口腔ケアと感染性心内膜炎

心臓の病気には、歯科と関連が深いものがあります。心臓の弁や心内膜に細菌が付着して起こる感染性心内膜炎です。

心臓には上下左右に分かれた4つの部屋があり、血液が逆流しないように各部屋の出口には弁がついています。その弁がうまく閉じない、開かない病気を弁膜症といいます。心内膜炎は発熱や倦怠感、息切れなどの心不全症状を伴い、脳卒中を起こす原因にもなります。心内膜炎を発症するきっかけとして歯科治療があります。

大量の菌が血液に入りやすいため、弁膜症の人の虫歯治療ではあらかじめ抗生物質を服用してもらい予防することがあります。

弁膜症は生活習慣が直結するものではなく、生まれつきの人や、加齢とともに弁が硬くなって起こる人もいます。健康診断で弁膜症の疑いや心雑音を指摘された方は特に注意が必要です。

 

2019年11月13日
口腔ケアと心疾患

口腔ケアと虚血性心疾患について

歯周病の人は虚血性心疾患の発症リスクが高くなり、逆に虚血性心疾患や冠動脈の異常がある人は歯周病になりやすいことがわかっています。これは、歯周病原因菌や毒素が炎症を引き起こし、粥状硬化を進める働きがあるため。実際に、血流に乗って冠動脈に入ったPg菌が血管内皮のプラークから検出されています。

問題になる歯周病原因菌は歯肉組織の傷から侵入して、全身に運ばれていきます。歯肉に傷が出来る最大の理由は歯磨きです。歯磨きの後20~30分くらいは誰でも菌が入り、一時的に血液に菌がいる状態になるのですが、健康な人はそれらを難なく退治して数十分の間には菌がいなくなるということを繰り返しています。出血するほどの強いブラッシングは、菌の侵入を出来るだけ防ぐ意味でもしないほうがよいのです。

2019年11月07日
いいな、いいは。週間

今年も福岡県歯科医師会では、11月7日(木)~11月13日(水)までの一週間を『いいな、いい歯』の日としています。

また12月に県民セミナーの中でのソフトバンクホークスの現役、OB選手によるトークショーへのご招待券も当たる、「いいな、いい歯。」検定も開催してます。福岡県内在住の方ならどなたでも応募出来ます。

今年は現役選手 今宮 健太選手 OB 城所 龍磨 氏 が予定されております。

ホークスの日本シリーズ三連覇も記憶に新しいですね。ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

 

2019年10月29日
ブレイブ・ブロッサムズ

日本中が熱狂して盛り上がったラグビーワールドカップの日本代表の挑戦が終わりました。

優勝候補のひとつにも挙がる南アフリカと、日本ラグビーの歴史上初めてワールドカップの決勝トーナメントの舞台で試合が行われました。これまで予選のリーグ戦でも強豪国と言われる格上のチームを相手に勝利を重ねて、初の決勝トーナメント。

ラグビーは他のスポーツに比べて番狂わせが起こりにくいスポーツだと言われます。

個人の力が及ぼす影響力が他のスポーツより小さく、チームの総合力が結果に直結しやすいと言われます。ラグビーは陣取り合戦的な要素が強く、相手陣内深くでボールを保有している方が有利です。相手陣内での攻撃を繰り返すほど得点につながりやすく、自ら攻めない限りいつまでたっても点は取れないのです。ラグビーが波乱を起こしにくいスポーツと言われる所以のひとつだと思います。

しかしそんな中で日本代表がしっかりと強豪国と言われるチームを撃破して決勝トーナメントの舞台に立ったことは、世界中からも称賛されております。この盛り上がりがさらに高まるようにますますラグビー熱が上がるといいなと感じます。

日本代表チームが掲げた『ワンチーム』というスローガン。

まさしく日本列島一丸のワンチームになって応援した一か月あまりの時間だったと思います。

楽しい時間をありがとうございます!!

 

2019年10月21日
台風19号による災害のお見舞い

先日の台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

被災された皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。

2019年10月18日