毎年6月4日~10日までは『歯と口の健康習慣』となっており、福岡市歯科医師会では、市民の方の歯を含めたお口全体への健康意識を高め、更にはからだ全体の健康の保持増進に寄与することを目指しています。その一環として、今年も「福岡市民の健康を歯と口から守る集い」を開催します。当日は、歯科健康相談やブラッシング指導、お子さんを対象にした職業体験コーナーなど、盛りだくさんのコーナーを設けておりますので、是非ご家族やお友達と一緒にご来場下さい。
また、本行事は『食育月間』6/1~6/30行事としても実施しております。
ガムを噛む事で美容や健康にも良いと期待されています。
しっかりとガムを噛む事で唾液が分泌され、むし歯になりにくいお口の環境を保つことができます。
また、唾液は消化酵素なのでガムを噛む事で、胃腸にも唾液が行きわたり、食べ物の消化をより促してくれる働きも期待できます。
現代人の食事は柔らかいものが多いので、顎や顎の周りの筋肉の発達が十分でない人が増えています。しっかりと噛む事で、顎や周囲の筋肉の発達を促すことも期待できます。
感染症になりやすい口呼吸の方も増えています。ガムを噛む事で鼻での呼吸を促すことも期待できます。
昔から言われていますが、よく噛む事で満腹中枢を刺激して、より少ない食事で満腹感を得ることができるようになります。
顔の周囲の表情筋を動かすことで、老化防止にもつながります。
そんな色々な効果を期待できるガムですが、現在の研究では1日3~4回を食事と食事の間に噛むのが良いという報告があります。
1回あたり10分以上噛む事を意識して下さい!
キシリトール入りガムは、多く摂取しすぎると腹痛や下痢を起こす可能性もあるので、ガムのラベルやパッケージなどをしっかり確認して上手に取り入れて下さい!!
『平成』も終わりいよいよ『令和』時代が始まりましたね。
今年は長いゴールデンウイークを過ごした方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
休み明けでなかなか集中出来ない時にガムを噛んで集中力アップしてみませんか?
正しくガムを噛む事であなたの能力や可能性を広げてくれます。
ガムは10分以上紙続けることで唾液の分泌を促し、歯の掃除の役割を果たします。ですから味がしなくなった後もしばらく噛み続けることをオススメします。
スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいる光景を最近はよく見かけますが、あごや口の筋肉が動くことで脳が刺激され活性化されることも知られています。
ガムを噛んだ後の方が記憶力も良好という実験結果もあります。
ガムを噛みながら勉強やスポーツ、仕事をするといったことであなたの能力や可能性がもっと広がるかもしれませんよ。
今週末より長いゴールデンウイークが始まります。
当院でも4/28(日)~5/6(月)まで休診とさせていただきます。
日曜日や祝日に急患対応出来る場所が福岡県歯科医師会館1Fにあります。
福岡市中央区大名にありますので、どうしても救急の場合は受診されてください。
診療時間は午前9時から12時30分、午後1時から午後5時まで。
受付終了時間は午後4時30分となっております。
尚、初心扱いとなります。健康保険証、各種医療証をご持参ください。
噛むことと学習意欲の関係を調べた論文があります。
こどもの朝ごがはんの時の咀嚼実態と学習意欲の関係を調べたところ、よく噛んでいる子供たちのほうが学習意欲が高かったというデータが出ました。噛むことで脳の記憶を司る『海馬』の発達に影響を及ぼしていることがわかってきました。まだまだわからないことが多いですが、色々な研究が進んでいます。
歯を食いしばることで力が出るとよく言われますが、MRIを利用して脳の活動を見ると、歯を食いしばると脳が反応して結果握力が上がっていることが確認されました。
野球選手なども打つ時に食いしばることでパフォーマンスを上げたりしています。一方、テニス選手のように口を開けて声を出す方がパフォーマンスが上がることもあります。
口腔における科学はわからないことが多いですが、『よく噛むこと』が老若男女問わず脳にいい影響を与えていることは今のところ間違いないようです。
米国の歯周病学会で、フロスを歯みがきの前に行うことが最も効果的に歯垢を除去する理想的な順序であることが研究者らによって示された、という報告書がありました。
研究では、ブラッシング→フロスの順番での清掃。第2期にフロス→ブラッシングの順番で清掃を依頼したところ、全般的に歯間および口腔内の歯垢の量は、フロス→ブラッシングに方が有意に減少したそうです。
フロッシングは歯間の細菌と残屑を解きほぐすため、次にブラッシングを行うと口内を水ですすぐ際にこれらの粒子をさらに取り除けるのではないかと考えられています。
順番にこだわるよりも、笑顔のある健康を維持するには、忘れずに両方を毎日行い定期的に健診を受けることが重要です!
平成31年4月1日午前11時40分ごろ、新元号の『令和』が発表されました。
『令和』という言葉は元々あったわけではなく、万葉集の序文から二文字をとったとのことでした。
日本では西暦よりも和暦を使う場面も多く、次第に慣れていくのではないかと思います。
なかなか国民誰もが理想としてふさわしいというのは難しいものですので、元号を考案するのは大変な作業ではありますが、非常に名誉なことだと思います。
今回は天皇陛下の崩御ではなく、退位に伴う新天皇の即位となりますので、御祝いムードなのも『昭和』から『平成』の時とは違っています。
日本国中が新元号『令和』の発表に沸いた日でしたが、残り1ヶ月あまりの『平成』もしっかりと過ごし、そして『令和』をよりいい時代として迎え過ごしていきたいものです。
フレイル(虚弱)予防の3つの柱
1 栄養 食・口腔機能
①食事(たんぱく質、そしてバランス)
②歯科口腔の定期的な管理
2 身体活動 運動、社会活動等
①たっぷり歩こう
②ちょっと頑張って筋トレ
3 社会参加 就労、余暇活動、ボランティア等
①お友達と一緒にご飯を
②前向きに社会参加を
オーラルフレイル予防の為に
1 かかりつけ歯科医を持ちましょう!
2 口の”ささいな衰え”に気を付けましょう!
3 バランスのとれた食事をとりましょう!
ささいな衰えを見逃さずに、健康な日々を送りましょう!
日米通算4367安打の大打者であるイチローが現役引退を発表した。
昨日の日本でのメジャーリーグ公式戦の最中に試合後に会見を行う速報が流れたのには驚いた。
試合後の会見で28年のプロ生活で貫いたのは、『野球を愛したこと』と語っていた姿にイチローらしいメッセージを感じた。
プロ入り前の野球を始めた時から野球が好きであるということは、45歳になっても不変だったのだと思う。
不断の努力を重ね、周りからの評価を覆したり、期待を上回る結果を残してきたイチロー。
試合途中での交代シーン、試合後にもほとんどの観衆が球場に残り『イチロー』とコールし惜しみない拍手を送っていた姿を見ると、やはりイチローは平成におけるスーパースターであったと感じた。
平成も間もなく終わり、新しい時代がやって来る。
そんな新時代のスーパースター達も楽しみだ。
イチロー選手お疲れ様でした。
オーラルフレイルという言葉をご存じでしょうか?
口から食べ物をこぼす、うまく呑み込めない、滑舌が悪くなる等といった軽微な
衰えを見逃した場合、全身的な機能低下が進むことについての事で身体の衰えの
一つです。
フレイル(虚弱)とは、高齢になって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつ
ながりなど)が低下した状態を指します。
そのフレイルの状態は、口に関するささいな衰え=オーラルフレイルから始まり
ます。
噛めない、やわらかいものばかり食べる、噛む機能の低下
この悪循環が口腔機能の低下、心身の機能低下へと繋がっていいきます。