8月に入り暑い日が続く毎日です。お子様のいらっしゃる家庭は夏休み真っ只中でしょうか。
今回は子どもの歯に関するお悩みをQ&Aでいくつかご紹介します。
マタニティ期~0歳(歯が生えるまで)
Q 虫歯になってしまいました。妊娠中でも治療して大丈夫ですか?
A 歯の治療は受けられますが、妊娠初期はつわりがある場合はつらく妊娠後期は仰向けで治療を受けるのが大変です。
安定期に治療を受けることをオススメします。妊娠時期は薬や麻酔など避けた方が良い場合もあります。必ず妊娠している旨を 歯科医師にお知らせ下さい。
Q 初めての歯が生えるのっていつ頃ですか?
A 一般的には生後8か月頃から乳歯が生え始めますが、個人差があります。歯の生え始めが多少遅くても心配ありません。
あまりにも遅くて心配でしたら、一度歯科医院で相談してください。
8ヶ月頃を目安に歯が生え始めます。
歯が生えてきたら最初は歯ブラシに慣れることを目標にしましょう。
口の中は髪の毛一本口の中に入っただけでもわかる敏感な場所です。
そのため歯ブラシも異物として最初は嫌がってしまいます。
歯みがきの第一歩はお口周りのスキンシップから始めましょう!
〇乳歯でむし歯になりやすいところ
・上の前歯の外側
・奥歯のかみ合わせの面
・歯と歯の間
仕上げ磨きは目安として小学生の低学年までは最低でも続けましょう!
生え替わり時期でむし歯になりやすいところ
・生えたばかりの永久歯
・上の前歯
・奥歯の噛み合わせの面
・歯と歯の間
生え替わる乳歯がむし歯になって早期に抜くようなことが起こると、その後に生える永久歯が動いてきてしまって、歯並びに影響する場合があります。乳歯のむし歯も治療しておきましょう。
2019年の8月20日にオレンジリボン運動の子ども虐待防止市民フォーラムが天神のエルガーラ8F大ホールで行われます。
オレンジリボンには子ども虐待を防止するというメッセージが込められています。
虐待死という悲しいニュースも耳にする昨今ですが、子どものいのちを守り子どもの笑顔のために子どもの声を聴くことについて考えるきっかけになるのではないでしょうか。
むし歯になってからの『治療』ではなく、『予防』を大切にすること。
歯とお口の健康を守るためには、歯科医院などでの『プロケア』と毎日の『セルフケア』の両方を継続して実践することが必要です。
予防歯科に大切な3つのポイントを意識して親子で予防歯科を始めてみませんか。
〇フッ素
フッ素を歯に残す。フッ素は歯の再石灰化を促し、歯の健康を守る大切な成分です。
〇歯垢
歯垢を落とす。歯垢(プラーク)はむし歯や歯周病、口臭の原因になる細菌の塊です。
〇細菌
細菌を増やさない。細菌はお口の中で増殖し、むし歯の原因となる歯垢を生成します。
お子さまの歯をそだてるために親子で一緒に予防歯科をはじめましょう!
一般的に生後8か月頃から乳歯が生え始め、6歳ごろから永久歯に生え替わっていく、子どもの歯。
自分できちんとみがけるようになるには、長い年月が必要です。
子どもの歯を守るのは、パパとママの正しい知識と習慣。
親子で一緒に続けていって、いずれはひとりで上手に磨けることを目指します。
歯磨き習慣で汚れを落とすだけでなく、子どもの『心』と『体』を育てていきましょう!
親が関わりを持つことで親子の絆を深めることも出来ます。
子どもは母乳やミルクから離乳食など食べるものが刻々と変化します。
だからこそできるだけ小さいうちから歯ブラシを入れて緊張や過敏な反応を取り除いてあげて、年齢に合った磨き方を教えていくことが重要です。そして、親の仕上げ磨きがとても重要です。自分ひとりで歯磨き習慣を継続させるためにも、親がきちんとバトンを渡してあげることが大切です!!
2019年の6月27日(木)から30日(日)の日程で陸上の日本選手権が行われます。
会場が当院の近くにある福岡市博多の森陸上競技場であります。
まさかそんな近くで大きな大会があるとは知らなかったのですが、男子100mで日本人10秒の壁を破った桐生選手、サニブラウン選手なども出場予定のようなので、注目度の高い大会になるのではないかと思います。
九州北部では梅雨入りが例年より遅く、当日の天気予報も雨となっておりコンディション的に難しいことも予想されますが、大きなケガなどなく大会が盛り上がってほしいものです。
ほとんどの脊椎動物(魚や哺乳類)は歯があります。脊椎動物の中でも鳥類には歯はありません。始祖鳥(鳥類の祖先)には上あごに26本、下あごに22本の歯があったものの、進化の過程で歯を失いくちばしで食べるようになったと言われています。鳥は2つの胃があり、食物を分解する胃と奥歯と同じような働きをする筋胃があります。
ライオンは人間の歯でいう犬歯(糸切り歯)のような歯ばかりです。これは獲物を捕らえるためで、ライオンの生命線ともいえます。
生後すぐに乳歯が生え3ヶ月頃には肉を食べ始め8ヶ月頃には永久歯が生え揃います。
歯がある動物の中で脊椎動物ではないですが、カタツムリも歯があります。小さい歯が約2万本ほどあるそうです。しかもこの歯はすり減ってもまた生えてくるそうです。
人間の歯は奥歯(臼歯)を獲得したことで、脳の進化が起きたと言われています。家庭や学校などで、『食べ物はよく噛んで食べなさい』といわれてきた方も多いと思います。脳の退化を防止するためにもやはりよく噛んで食べることが大事です!!
日本で今年の9月20日にラグビーワールドカップが開催されます。
アジアで初めてしかも日本で開催される世界の大きなスポーツイベント。
約7週間にわたって繰り広げられる熱戦まで100日を切りました。そのワールドカップを盛り上げるイベントの1つとして優勝トロフィー(ウェブ・エリス・カップ)を日本全国各地でお披露目するツアーが行われます。九州では福岡、大分、長崎の3か所でもお披露目される予定です。
優勝トロフィーがなんと富士山に登頂も計画されているということで実現したらすごい映像になるのではないかと思います。
世界中の人々が集まり熱狂し盛り上がっていくといいですね!
今から開幕が待ち遠しいです!
最近の日本国内ではキャッシュレス化の流れが加速していると感じますが、カプセルトイ自販機(ガチャガチャ)もキャッシュレスになったとSNSなどで話題になっていたようです。
バンダイが開発した『スマートガシャポン』というそうです。交通系の電子マネーをかざすだけで、両替いらずでガチャガチャ出来るようです。新しい自販機はディスプレイもついており購入したい商品をタッチパネルで選ぶようです。だいぶ進化したガチャガチャですが、最後はハンドルを回す操作は残っているようです。そもそも『ガシャポン』のコンセプトが『ガシャっと回してポンと出る』だそうなので、回す操作は残ったままのようです。
当院でも歯科治療を頑張ったお子様にガチャガチャなどを回せるようにしてますが、ガチャガチャは一番人気です。
ガチャガチャ目的であっても、子供さんの歯科への通院ハードルが少しでも下がってくれればと思っております。
『根面う蝕』という言葉をご存知でしょうか?
ライオン株式会社調べによると、94.2%の方が知らないと答えたそうです。
根面う蝕は、大人になるとできやすくなるむし歯で、色々な原因で歯ぐきが下がり、歯の根元の部分が露出したところにできるむし歯の事です。歯の表面はエナメル質という身体の中でも最も硬い組織で出来ていますが、根の部分はエナメル質では覆われていませんので、むし歯になりやすい場所です。根の部分の露出した象牙質と呼ばれる場所は、「酸」への抵抗力が弱いためむし歯になりやすいのです。
間食が多い・甘いものを頻繁に口にする・毎日晩酌するといった人は、歯が酸にさらされている時間が長くなり、むし歯リスクが高くなります。大切な歯を守るために、日頃の食習慣にも気を配りましょう!!