〇 外れた銀歯や差し歯を接着剤で戻す
食事の際などに外れた銀歯や差し歯を自分で接着剤をつけて戻す行為は、
非常にトラブルになりやすいです。
きれいに合わないと、噛み合わせが合わないだけでなく、かえって歯を痛める
ケースもあります。
接着剤も歯科用でないものを用いると歯ぐきも悪化させてしまいます。
この時期はお餅などを食べて外れるケースもあるとは思いますが、自分でどうにか
するのではなく、歯科医院で一度相談することをオススメします。
〇腫れた歯ぐきの冷やしすぎ
親知らずを抜歯した際などで腫れることがあります。
腫れがひどくなるとついつい保冷剤などで冷やしたくなるのですが、
過度な冷却をしすぎると腫れた部分が中でしこりのように硬くなる
ことがあります。
そのような状態になると、治癒までに時間がよりかかってしまうこと
があります。
腫れている時は濡れたタオルで軽く冷やす程度にしましょう。
腫れた原因が膿が溜まっている場合もあります。
その際は、冷やすよりも膿を出すことが先決です。
化膿している時の痛みは非常に強いので、冷やしたり痛み止め飲むだけ
では、落ち着かないこともあります。
その際は自分で触らずに必ず医療機関を受診しましょう。
〇入れ歯を自分で調整してしまう
入れ歯は金属のバネやプラスチックで出来ています。
プラスチック部分を自分でヤスリなどで削ったりする方がいます。
削る量が多すぎたり、見当違いの部分を削ると作り直しになってしまうことも
あります。
また、金具の部分の調整は針金を曲げてあるのを調整するのですが、適当に曲げると
二度と入らなくなったりする事もあります。
調整は非常に微妙な作業なので病院で調整してもらうようにしましょう。
年末年始など休日に急に歯が痛んだり、腫れたり、歯のかぶせ物が取れたりすると、困りますよね。
そういう時に病院に行かずに治らないかなと思うことはありませんか?
先日歯の応急処置のよくある間違いというのがありましたので、いくつかご紹介しようと思います。
〇ブラッシングのやりすぎ
歯ぐきが腫れた際にしっかり磨いたら、落ち着いたという経験がある方に多いそうです。
腫れた原因が周囲の汚れと決めつけてブラッシングをやりすぎたために、炎症が落ち着くどころか
さらに歯ぐき表面に傷をつくってしまったというパターンです。
傷があるところにブラッシングを強圧で続けると、ますます状況が悪化します。
歯ぐきはデリケートな部分ですので、優しく磨くことをオススメします。
腫れた原因が周囲の汚れだけとは限らないので、気を付けましょう!
2018年も残り一か月を切りました。
毎年毎年、この時期が来るともう1年が経過したのかと感じてしまいます。
今日は12月としては、気温が高く冬を感じにくいひになっていますが、週末には
グッと冷え込む事も予想されており、体調管理には気を付けていきましょう。
年末はみんなが忙しくしており、気もそぞろになりがちですが、より気を付けて
生活して年末の大掃除や新年を迎える準備をしたいものですね。