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応急処置のよくある間違い④

〇 外れた銀歯や差し歯を接着剤で戻す

食事の際などに外れた銀歯や差し歯を自分で接着剤をつけて戻す行為は、

非常にトラブルになりやすいです。

きれいに合わないと、噛み合わせが合わないだけでなく、かえって歯を痛める

ケースもあります。

接着剤も歯科用でないものを用いると歯ぐきも悪化させてしまいます。

 

この時期はお餅などを食べて外れるケースもあるとは思いますが、自分でどうにか

するのではなく、歯科医院で一度相談することをオススメします。

2018年12月26日
応急処置のよくある間違い③

〇腫れた歯ぐきの冷やしすぎ

 

親知らずを抜歯した際などで腫れることがあります。

腫れがひどくなるとついつい保冷剤などで冷やしたくなるのですが、

過度な冷却をしすぎると腫れた部分が中でしこりのように硬くなる

ことがあります。

そのような状態になると、治癒までに時間がよりかかってしまうこと

があります。

腫れている時は濡れたタオルで軽く冷やす程度にしましょう。

 

腫れた原因が膿が溜まっている場合もあります。

その際は、冷やすよりも膿を出すことが先決です。

化膿している時の痛みは非常に強いので、冷やしたり痛み止め飲むだけ

では、落ち着かないこともあります。

その際は自分で触らずに必ず医療機関を受診しましょう。

2018年12月21日
応急処置のよくある間違い②

〇入れ歯を自分で調整してしまう

入れ歯は金属のバネやプラスチックで出来ています。

プラスチック部分を自分でヤスリなどで削ったりする方がいます。

削る量が多すぎたり、見当違いの部分を削ると作り直しになってしまうことも

あります。

また、金具の部分の調整は針金を曲げてあるのを調整するのですが、適当に曲げると

二度と入らなくなったりする事もあります。

調整は非常に微妙な作業なので病院で調整してもらうようにしましょう。

2018年12月17日
応急処置のよくある間違い①

年末年始など休日に急に歯が痛んだり、腫れたり、歯のかぶせ物が取れたりすると、困りますよね。

そういう時に病院に行かずに治らないかなと思うことはありませんか?

 

先日歯の応急処置のよくある間違いというのがありましたので、いくつかご紹介しようと思います。

 

〇ブラッシングのやりすぎ

歯ぐきが腫れた際にしっかり磨いたら、落ち着いたという経験がある方に多いそうです。

腫れた原因が周囲の汚れと決めつけてブラッシングをやりすぎたために、炎症が落ち着くどころか

さらに歯ぐき表面に傷をつくってしまったというパターンです。

傷があるところにブラッシングを強圧で続けると、ますます状況が悪化します。

歯ぐきはデリケートな部分ですので、優しく磨くことをオススメします。

腫れた原因が周囲の汚れだけとは限らないので、気を付けましょう!

2018年12月11日
師走

2018年も残り一か月を切りました。

毎年毎年、この時期が来るともう1年が経過したのかと感じてしまいます。

今日は12月としては、気温が高く冬を感じにくいひになっていますが、週末には

グッと冷え込む事も予想されており、体調管理には気を付けていきましょう。

年末はみんなが忙しくしており、気もそぞろになりがちですが、より気を付けて

生活して年末の大掃除や新年を迎える準備をしたいものですね。

2018年12月04日
お口が全身に及ぼす影響④

7⃣肩こり・頭痛(顎関節症)

噛み合わせが悪いと無意識に左右バランスの悪い、不自然な噛み方

で食事を行うようになります。アンバランスな噛み合わせは顎関節症を

引き起こし、筋肉の痛みを伴うようになり、肩こりや頭痛を起こします。

 

8⃣肺炎

口腔内が不衛生だと歯周病菌等の細菌が気管を通して肺に入り、肺炎を

引き起こします。特に高齢者など飲み込む力が低下している人は要注意です。

肺炎は高齢者の死亡原因の上位を占めており、そのほとんどが食べ物や唾液が

誤って肺に入っておこる誤嚥性肺炎と言われています。

2018年11月28日
お口が全身に及ぼす影響③

5⃣早産・低体重児

歯周病が進行して炎症が強くなると、歯周組織中の”プロスタグランディン”

という物質が増えます。この物質は、陣痛を促すのに使われているもので、

歯周病が重度になるほど、早産を引き起こすリスクが高まります。

 

6⃣認知症

認知症にはいくつかの種類があり、日本では”アルツハイマー型認知症”、

”血管性認知症”、”レビー小体型認知症”が3大認知症と言われています。

”アルツハイマー型認知症”、”レビー小体型認知症”は根本的な解決が

ない為、薬で進行を遅らせるほかありません。

しかし、”血管性認知症”は脳梗塞や脳出血などで脳血管に障害が起き、

その周りの神経細胞がダメージを受けるタイプの認知症です。

つまり、脳が受けるダメージを減らすことによって血管性認知症

リスクを低くすることができるのです!

 

2018年11月17日
いいな、いい歯週間

今日、明日は「いいな、いい歯。」の日です!

現在、福岡県歯科医師会とソフトバンクホークスの事業を

行っています。

 

A賞 朝倉特産品

B賞 2019年野球観戦チケット(プレミアムシート)

C賞 2019年野球観戦チケット(鷹の祭典・A指定席)

D賞 「いいな、いい歯。」週間における県民セミナー

(ホークス選手のトークショーを含む)

 

クイズに答えて豪華な賞品をもらおう(゚з゚)

詳しくは当院スタッフにおたずねください!

 

一般社団法人 福岡県歯科医師会

「いいな、いい歯。」検定

https://www.fdanet.or.jp/support/top_iinaiiha.html

 

2018年11月07日
院内ジャングル化((゚ □ ゚ ))

外の葉っぱも赤やオレンジに色付き始めましたね。日が落ちるのも

早くなりました。

道行く人々の服装や街路樹も野外すっかり秋冬モードなのに、

院内にある植物は新しい葉を伸ばし、ちゃくちゃくと成長して

おります(;・∀・)

 

どなたか植物に詳しい方!アドバイスお待ちしてます!!

2018年11月02日
お口が全身に及ぼす影響②

3⃣脳血管疾患

心・循環器疾患同様に、血液に細菌が流れ血栓ができやすくなり

脳の血管で塊がつまる疾患です。

歯周病の人は2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。

 

脳梗塞のイラスト

 

4⃣メタボリックシンドローム

歯周病菌の酵素は悪玉コレステロールを血管内に蓄積させ、

動脈硬化を促進させます。

そもそもメタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満の人が

”高血圧”、”糖尿病”、”高脂血症”などの症状を抱え、動脈硬化

しやすくなった状態です。

メタボリックシンドロームがあると、歯周病菌により更に動脈硬化の

リスクが高まります。

2018年10月24日