根面う蝕

『根面う蝕』という言葉をご存知でしょうか?

ライオン株式会社調べによると、94.2%の方が知らないと答えたそうです。

根面う蝕は、大人になるとできやすくなるむし歯で、色々な原因で歯ぐきが下がり、歯の根元の部分が露出したところにできるむし歯の事です。歯の表面はエナメル質という身体の中でも最も硬い組織で出来ていますが、根の部分はエナメル質では覆われていませんので、むし歯になりやすい場所です。根の部分の露出した象牙質と呼ばれる場所は、「酸」への抵抗力が弱いためむし歯になりやすいのです。

間食が多い・甘いものを頻繁に口にする・毎日晩酌するといった人は、歯が酸にさらされている時間が長くなり、むし歯リスクが高くなります。大切な歯を守るために、日頃の食習慣にも気を配りましょう!!

 

2019年05月29日