なぜ、歯が無いと認知症になるのか。
歯でものを噛んだ時に、脳には大量の血液が送り込まれます。
歯を支えている根の周囲には、歯根膜と呼ばれる組織があります。
噛んだ時に歯根膜にある血管が圧縮されて、ポンプのように血液を脳に送りこみます。
だいたい、ひとかみで3.5mlだそうです。
3.5mlという量は弁当などに付いてくる魚の形のしょうゆ入れの容器と同じくらいの
サイズです。
たくさん噛む人の脳には血液がどんどん送り込まれて、脳が活性化されて元気になり、
若返っていきます。
歯が少なくて、あまり噛む事が出来ない人は脳へ送り込まれる血液の量も少なくなり
脳への刺激が減り、脳機能が低下につながります。
脳機能の低下は、やる気の喪失、もの忘れ、認知症を招いてしまいます。