口の中には常在菌と呼ばれる微生物から成る細菌が常に生息しています。
この細菌が繁殖すると、口腔内や舌が汚れるだけでなく、口臭が発症したり誤嚥性肺炎に繋がったりします。
口の中の細菌をゼロにすることは難しいですが、舌をケアすることが口の中の健康に繋がります。
舌の細菌の繁殖は『舌苔』と呼ばれる白い苔のような物質が付着することで確認できます。
舌の表面は健康時にはピンク色をしていますが、疲れた時や新陳代謝が低下している時などは、口の中が乾燥し舌苔が付きやすくなります。
抵抗力が落ちている高齢者は口の中が乾燥している場合が多く、細菌が多く含まれている舌苔が多く付着することで『誤嚥性肺炎』の危険性が高まります。
全身疾患の予防のためにも、舌の正しいケア方法を身に付けましょう!