先日の台風10号の影響により、被災のあった皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
この台風10号は特別警報級に発達すると見込まれていましたが、東シナ海を通過する過程で発達が止まり、勢力が弱まりました。
結果的に警戒されていたほどの甚大な被害までは出なかったようです。このことは、先行して東シナ海を通過した台風8号と9号が、周辺の海水温を下げたことが影響したという分析がされていました。
台風が海水温が高いところを通過する際に勢力が強くなることは知っていましたが、先行した台風により海水をかき混ぜ、深いところの冷たい海水が持ち上げられた結果、海水温が下がり台風の勢力が当初の予想ほど強くならなかったという分析は驚きでした。
被害が無いに越したことはないでしょうが、まだまだ台風シーズンが続くので警戒をゆるめすぎず、最新情報には注目しておかないといけないですね。